時に就活の中でPCインストラクターの募集を見つけることがある。(※ちなみに、今回PCインストラクターを募集していた職業訓練校にはホームページがなかった。)そこでちょっと興味がわいて、私が現在住んでいる地域の職業訓練校のホームページを見つけて講習内容をチェックしてみた。その中に、めずらしくWordPressの講習希望者募集とその締め切りの情報が掲載されていた。
職業訓練校でWordPressの講習なんて始めて見かけたので、思わずインストラクターのアルバイト需要が無いものか直接聞きに行った。インストラクター需要に関しては基本的にないとお断りいただいたのだが、それより何より、今のITに関する職業訓練に、以前からいただいていた小さな疑問が大きな疑問に膨らんだ。
多くのIT職業訓練の講習内容は大半が「ワード&エクセル」に限られる。
確かにMSオフィスソフトは数多く利用されているのは事実だろうが、わずか1社のたった2つのアプリケーションを教えることが職業訓練となっていることに恐ろしさも、恥ずかしさも感じてしまう。
職業訓練と称してこの2つのソフトを覚えた程度のスキルの人が、企業の即戦力として果たして使えるのか?これぐらい独学で覚えられるでしょ!って思いませんか?
更に気になるのが、何をやるにもこの2つのソフトしか使わない講習を時々見かけること。「デジカメ操作とWordによる画像編集」「エクセルによるオフィスレイアウト」「Wordによる年賀状制作」・・・。
世の中にはワード・エクセル以外のソフトがたくさんあって、しかもたくさんの便利なフリーソフトがあるし、専門性も操作性も高くすぐにも利用できるソフトがたくさんある。なぜ便利なソフトを使わず、不便なワード・エクセルを使うのか大いに疑問を感じるのもしばしばだ。
もっとも需要があると思われるひとつに年賀状制作なんてものがある。
もちろんワードで作るまでも無く、郵便局のサイトで年賀状制作のサービスがすでに作られている。干支の画像なども豊富で使えそうなものがたくさんある。しかも使い方も簡単。もちろん、すべて無料で使える。
パソコン教室に行ったら年賀状の制作ソフトやサービスのサイトURLを教えられただけで帰ってきてできちゃった!なんていったら、パソコン教室の存在意義を失ってしまうので、あえて高いソフトであるMSオフィスを使用し、面倒くさい操作を教えて商売につなげている、って言うのが本当のところかもしれない。
悪いけど、多くの職業訓練校は事業仕分けでもしてもらって廃止になれば、ようやく新しいIT職業訓練システムが生まれてくるのかもしれません。
