Archive for 11月, 2009
OpenOffice.orgを出発点にしてみるか!?
個人がパソコンという道具を手にして、たった一人で地方を元気にしようとしても当然ながら無理があります。もちろん、自分を買いかぶることもありませんが、たった一人が始めたことが多くの人の賛同を得て、小さなきっかけとなり大きなムーブメントになることは必ずしも少なくないだろうと思っています。
…ここ数年来、私はなんどもなんどもつまづいて、今、お隣の県の気仙沼から約85km程離れた遠野に住んでいます。気仙沼に住んでいた時はもちろん、隣の一関市千厩町奥玉に住んでいた時もそして今も、インターネット&パソコンを活用して地域のためにできることがないかと考え続けていましたが、なんにもできませんでした。
しかしこの頃、努力して高いスキルを身につけたときに達成できるのではないかと考えていたことが、実は案外、地域の人に必要とされているそれほど高いとはいえないスキルでもかなり役に立つことがあるのかもしれないと考え始めています。
これまでたくさんのCMSと「付き合って」きました。そして更に、たくさんのオープンソースと出会い、様々な形で利用させてもらい、学習もさせてもらってきました。
例えば、サーバ構築やデータベース、通信等などのジャンルにたくさんのオープンソースが利用されていて、たくさんのビジネスが成立しています。しかし、それらは高いスキルが求められるわりには、地方の暮らしの中でそれを活用してビジネスに生かそうという言う人も状況もさすがに少ないと思います。
一方、OpenOffice.orgなどはMicroSoftの代用品と考えられてしまいがちですが、実は案外、こうしたベーシックなソフトが地方で「オープンソース」を役立てていくキーとなるのではないかと考えています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、会津市役所でMicrosoftのOfficeをopenoffice.orgに切り替えたことが報じられています。これは単に経費を節約するという以上に大きな意味を含んでいる気がするのです。それは、あてがいぶちの便利なソフトを利用すると言うことから、自分たちの環境や状況に合わせてソフトを選択すると言う方向が生まれると言うことだと思うのです。
考えてみれば、地方の多くの自治体や公共機関などは、ほとんどWindows搭載のパソコンを利用していると思います。パソコンとはそのようなものだと疑うこともなく利用しているかもしれません。そんな中、パソコンが案外「税金を食う虫」だと気づき始めているかもしれません。
私に限って言えば、パソコンを利用しはじめたのはNEC9800から利用しましたし、その後は長い間Macを利用していました。Windowsを使い始めたのはXPからで、パソコンがWindowsOSを載せた物だと言う認識はまったくないのです。
いずれにしても、Windowsという「支配」から脱却する「オープンソース」は、実は想像以上の新しい力を生み出し、地方に新しいPCの息吹を芽吹かせてくれる可能性があるのではないかと、密かに楽しみにしているのです。そのきっかけのひとつが、OpenOffice.orgかもしれません。
地方でこそ使ってみたいオープンソース
ubuntuはとりあえず後回しにして、地方の中小規模の事業所や自治体、組合や団体などで、経費節減や作業の効率化、新しいシステムへのチャレンジなどを行いたい場合に役立つ、オープンソースのひとつであるCMSを上げてみます。
CMSの多くが英語圏のものであるか、もしくは英語で紹介されていることもあって、日本語化が進むCMS以外には少しとっつきにくい面は否めません。しかし、ブログのような簡単なもので練習していれば、基本的なインストール方法やデザインカスタマイズの方法などはそれほど難しいものではないでしょう。もちろん、少しは英語力がないと難しいですが、、、。
さて、地方においてどんなCMSが使えるでしょうか?
まず基本はなんと言っても地方から情報を発信するためのホームページ制作と言う点では、ポータル系のCMSが役立ちます。
国内で圧倒的にXOOPSが支持を得ていましたが、今では少し様変わりしてきていて、JoomlaやDrupalなども使われ始めているようです。 しかし、小規模なサイトの場合にはブログツールのWordPressで十分対応できるでしょう。
さて次に、ビジネス需要で有料ながら広く利用されているものにグループウェアがあります。実はこのジャンルでも無料で利用できる「Aipo」というものがあります。さらに、まだまだ広く利用されているわけではありませんが、学校や塾などで広くできそうなイーラーンングソフトの「moodle」。また、前述のXOOPSをカスタマイズしてイーラーニング対応にした「net-commons」というものも登場しています。
さて、オープンソースの中でCMSというもはその一部に過ぎません。やはり、広く利用されることを考えた場合にはなんと言ってもオフィスソフトが一番です。まずは「OpenOffice.org」を取り上げざるを得ません。実は今日、以下のようなニュースが報じられています。
内容はマイクロソフトのオフィスソフトを不正に使いまわしていたというもので、どこにでもありそうな話しです。 不正は不正で正すべきですが、実は上記の無料でつかえる「OpenOffice.org」を利用していればこんな問題も起こりませんし、まして、将来行われるバージョンアップの時にもまったく費用が発生することはありません。今地方でこそ、オープンソースの利用を本気で考えるべきではないでしょうか。
それともうひとつ言っておきたいことですが、上記の不正使用で北海道庁は1億4千万円を支払うということですが、そんな費用を払うのなら、自前でオープンソースのビジネスソフトを開発し、オープンソースとして提供していくことを本気で考えるべき時に来ています。
さて、後日いくつか紹介のために使えそうなCMSデモサイトを当サイトに併設してみることにいたします。
オープンソースを味方に、ひとりで何から始めるか?
地方にはPCに関するスタッフはいないし、お金もありません。田舎を元気にしようにもたった一人で何から始めたらいいのか、何ができるのわかりません。
第一、自分のPCスキルが田舎を元気にできるだけのスキルなのかどうかもわかりませんし、例え、ある程度役立つスキルだとしても、一人で完結できるのか、誰かの助けを借りなければ完結しないのかもわかりません。暗中模索・・・以前の、五里霧中、チンプンカンプンというところが正しいところ。何から手をつけていいやら、、、。
さて、今わたしは、核になると考えているのがオープンソースです。
オープンソースが、地方の人材不足や資金不足を補ってくれるものだったり、アイデアしだいで新しいビジネスモデルを生んでくれる素材だったりする気がしています。しかし、そうは言ってもあるものをそのまま使ったところで、差別化は難しいし、単なるアイデアだけではすぐに他者に真似られて終りです。
今日のところはこのサイトのリフォームをして、少しばかり新しいことを考えてみようと言うことにとどめて、さて、何かネタ探しでも始めてみることにします。